top of page
  • 執筆者の写真吉田拓也

デザイナー職の現場とは?

更新日:2019年11月14日

広告代理店デザイナー、インハウスデザイナー、Web制作会社デザイナーを経験した視点でお答えします。


一般的にホワイトかブラックかで分けるとしたら……

その定義が「長時間労働」の事だとするならば……


 

制作の現場は「ブラック」が多い

 

スケジュールの壁


クリエイティブな仕事は、0から1を作ります。

その場合、どうしても時間が掛かる。さらに「納期」という壁がある。


さらに 打合せ → 制作 → 修正 → 提出 … と、OKが出るまで繰り返されます(泣)


仕事の内容にもよりますが

良いもの・喜んでもらえる物を作るにはそれなりの時間が必要です。


その為に遅くまでパソコンというパートナーと共に時間と勝負しています。

中には、すぐに終わるお仕事もありますが(笑)



仕事に取り組む「意識」の問題

あえて抽象的な言い方をすれば、

「働いている社員さんが被害者意識を持って、やらされ感で働いてるのがブラック企業」なんだと考えます。


例えば、グーグルみたいに社食での飲食が無料で、社内環境もいい会社だと、

寝袋持ってずっと泊まってる社員さんもいるらしいです。


「家賃もかかんないし、逆にずっと会社にいたい」と言ってる見たい(笑)


その場合も「長時間労働=ブラック」だと、会社に長時間いるからブラック。

でも「会社を利用してやる」と思えているなら、違う意味合いが生まれてくると思います。


“出社9時、帰宅17時”の会社でも自分自身が本質的じゃない(意味のない)仕事をして、

被害者意識を抱いていたら自分にとって、ブラックだと思う。


ホワイトなのかブラックなのかは、それ次第だと感じてます。


ここで出てきた僕なりの「本質的」っていうのは


 

真に向かうべきゴールから逆算して、最短距離で動く

 

常にゴールを意識する

例えば、睡眠時間を削って働いていると、無意味なことをしたない。

「会議のために資料を準備して」と言われたら、じゃあその会議って何の為にやって、

その結果どうなればいいの? っていうのを最初に確認する。

するとその仕事に興味が持てて、資料作成中もそのゴールを強く意識するようになる。


そうなると最短距離で求められているゴールにたどり着きやすくなります。


皆さん全く意味のなさそうな仕事をお願いされたご経験があると思います。

「これってやる必要あるんですか?」「この資料って本当にお客さんは見るんですか?」みたいな感じです。


そういう「つじつま合わせ」の本質的じゃない仕事(ゴールと真逆の仕事)をしているのが、一番精神的にキツイと思います。モチベーションは上がらないし、ダラダラと時間だけがすぎていく.....やる気がないから、自分の気持ちと真逆の事をしているから。


本質的じゃない仕事で徹夜とか長時間労働とかしてたら、それは心身を病む……


何事もやってみる、経験してみることの大切さ

でも、意味があるかないかの判断とは、ある程度突き詰めてやらないと分からないと思います。それがよく言われる「経験を積む」とか「量をこなす」って事に繋がります。


登る前から「富士登山なんか疲れるだけ」って言えない。

やってみて、その本質を知ってるから「登山の意味」を語れますし、信憑性も増します。


まあ、僕は富士登山したことないけどね(笑)


そして、僕が新卒で入社した時は、ブラックやホワイトって言葉はなかったんじゃないかと思います。当時はその環境に振り落とされないように、ガムシャラに掴まっていた感じでした(笑)

閲覧数:40回0件のコメント
bottom of page