こんにちは!新潟県長岡市でフリーランスとして活動中のデザインワークス吉田です!
遅くなりましたが、昨年の11月に職業訓練校として行なっております、ビジネス・インターネットカレッジ 長岡校様にて、就職に役立つデザインスキルと題して講演のご依頼をいただきました。
2回に分けてデザイン・ネット販売業務における事務員としての考え方や、差別化する自分自身の強みについてお話しさせていただきました!
職業訓練校とは
公共職業訓練とは、主に「失業保険を受給している求職者」を対象にした訓練・講座のことを指します。講座を通して、就職のためのスキルや知識を習得することが可能です。
テキスト代などは自己負担ですが、受講自体は無料で受けられます。失業保険を受け取りながら、新たな職に就くためのスキルを身につけることができる制度です。
↑ビジネス・インターネットカレッジ 長岡校
その職業訓練校を運営されているのが、ビジネス・インターネットカレッジ様になります。
そこには様々な魅力的な訓練・講座があり、皆様のご興味がある内容となっています。
で職業訓練を受講している方に私のこれまでの経験で得たデザインスキルを事務職に従事している方にどう活かせるか!!についてお話させて頂きました。
講演の目的について
今回お話しさせていただいた経緯として、訓練の授業の一環で、実際の現場の方達からお話を聞く「職業人講和」というカリキュラムがあります。
そこで私自身、職業訓練校卒であり、職業訓練校の講師としての経験、フリーランスとして個人事業主として働いている視点から、より受講生様の方達の目線でお話できるのではないかという狙いがあり、私にご依頼がありました。
今回お話した訓練名は「ネットショップ販売・事務員養成科」と「デザインも学べる!パソコンスキルUP科」の2コースになります。
共に、デザインというキーワードが含まれており、実際にホームページを制作したり、POP等の広告物を制作したりと事務員の勉強+デザインというカリキュラム内容となっています。
今回の講演の目的は、「再就職に向けた準備」「目標の確認」「現場の経験と声」「役立つスキル」を共有していただくことです。
そして、私はデザイナーですので、デザインの楽しさを少しでもお伝えできればと思っています。
広告とデザインの違いについて
まず初めに、皆さんの言葉の認識からお話しさせていただきました。
デザインと聞くと、「センスが必要」「絵が描けないといけない」と言った固定概念があります。
今までの講演の経験から、ほとんどの方が、仕事における広告とデザインの認識が初めから違っていました。
広告とは:商品やブランドの良さを伝えたり、価値を高めるためのコミュニケーションツール
デザインとは:問題を解決すること。ベストな方法を提案し、人の幸せになること
そして、デザインとは見え方ではなく、どう機能するか(結果)が一番大事ですということもお伝えしています。
私たちデザイナーは、良いものをご提供するのはもちろんですが、そのデザインや広告が目的に対してどのような成果・結果をもたらしたかまで考え、デザインする事が求められるからです。
駆け出しの時は、まだこの意味がよく理解できないかもしれません。それもそのはず、良いものを作るのが楽しく、そして誠意いっぱいだからです。
デザイナーとして突き詰めていくと、この考えに行き着くと思います。
初めから意識して、制作に取り組むだけで面接時でのポートフォリオの説明の際にしっかりとお話しできるようになります。
広告とデザインの違いや、私が思う事務職で活かせるデザインスキルについて2時間程の講義でした。
実際には簡単な社内用の制作をしたり、制作する内容によっては外部へ発注する担当者になるであろう方々。
制作をする場合の考え方はもちろん、ポイントや進め方をお伝えして、発注する立場になった場合は外注先のデザイナーとの連携がうまくとれるよう依頼される側の視点からもお伝えしてきました!
↑その他、こんなテーマでお話しました。
受講生さんの声
最後に、講演を聞いてくださった受講生さんのアンケートの声になります。
制作フローなどの段階も紹介してもらい、制作の現場をイメージできたので面白かったです。
形として残るものだけがデザインではないという事を聞き、視野が広がり自分がやりたかった事が明確になった。そして、その道筋が多くある事を知れてよかった。
デザインは、広告制作だけではなく、事務員としても役立つ事が知れてよかった。作成資料や備品管理などにもデザインが活かせると分かった。
皆さん、真剣に聞いてくださって、ホッとしました。
お昼休憩後の講演だったため、途中で眠たくなった方もいましたが(笑)
皆さんの活動のヒントになれば幸いです。
これからも自分の目標に向かって、楽しんで頑張ってください。
応援しています!!
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