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執筆者の写真吉田拓也

デザイナーが入院して思うこと

更新日:2020年2月6日



新潟県長岡市でフリーランスとしてデザイナーをしております吉田拓也です。

入院して一週間が経ちました。

経過は順調で大変助かっています。

主治医の先生も、朝晩と問診に来てくれて経過や状態、疑問や不安なことに対して答えてくれます。

看護師さんも常に笑顔で、知り合いかのように接してくれて元気を与えてくれます。

そんな毎日を今過ごしています。

ドクター = デザイナー


以前、セミナーにて「医師とデザイナーは業種は違えど、同じ目的でお仕事をしています。」とお話ししたことがあります。

医師に相談に行く際は、必ず不安や悩み、もしくは病気や怪我で、診察を受けにいきます。

そこで、最善の治療を施していただき、今後の流れと目標を明確に伝えてくれます。

そして、何度か経過を診察して完治することができます。

この考え方や流れはデザイナーと同じです。

デザイナーは企業の悩みを治す医者


私にご依頼をいただく場合は、企業様が必ずお悩みや相談がありご連絡をいただきます。

  • 新規事業を立ち上げる際に必要なビジネスツールをお願いしたい

  • 新サービスを行うので広報ツールをつくって欲しい

  • 自社に広報ができる人材がいない。広報パートナーとして依頼したい

  • 新たなデザイン力が欲しい。社内デザイナーでは、難しいのでお願いしたい


こんなお悩みでご依頼いただく事があります。


私達デザイナーは、企業の抱えるお悩み(病気)をヒアリング(問診)し、最善の解決策(治療)をご提示します。

と言うのは、分かっていたつもりでした。


ですが、業界が違えど自分が依頼者になると、見え方が180度変わりました。


より、依頼者様の気持ちを客観視できる視点が持てる様になったと思います。


ご依頼いただいた制作物を作るのは当然ですが

お客様とのヒアリングを基に、その先のビジョンもご提案する。


これこそが、お客様の不安や悩みを最大限軽減する事に繋がると考えています。


病院でも、その場での治療はもちろんですが、継続してどのような治療をしていけば良いのかを治療計画として提示してくれます。


これを聞いただけで、さらに安心することができます。


看護師 = 営業マン


看護師さんは常に笑顔で、不安や悩み、現在の状態を聞いてくれます。


どんな患者さんであっても、聞き役に徹し、アドバイスをくれます。


それて、その場でのケアと主治医との架け橋になっています。


デザイン業界の場合、営業マンに近い役割だと思います。


営業マンも企業様のお悩みや不安事をヒアリングし、会社へフィードバックします。

そして、ご提案内容として企業様の基へ訪問します。


一人で仕事をしている私の場合、看護師さん的な行動もお客様の満足度に繋がってくると考えます。


制作したら終わりではなく、気軽に何でも相談できる良きパートナーとして、これからさらに精進していくと決めました。


改めて、成長できる時間と気付きをくれた入院に感謝です。

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