デザイン思考とは
こんばんは！デザインワークス吉田です。
最近聞かれるデザイン思考。これは企業を再プロデュース
する際にデザイナーの思考が必要ですよね、と見直されている事です。
（かなり大ざっぱで乱暴な説明でごめんなさい(^_^;いずれデザイン思考についても自分なりの考えを記事にしたいと考えています！）
そのデザイン思考、実は事務職にもとっても活かせる知識なのです！
まずは百聞は一見にしかずと言いますので、こちらをみてください。
▼Excelで作成
出典：笑うメディアクレイジー
▼イラストレーター（広告を作る専用のソフト）で作成
出典：笑うメディアクレイジー
一枚目は、箇条書きのテキスト原稿を元にExcelで作成したチラシ。
二枚目は、デザイナーさんにお願いして、2枚目を元にイラストレーター（広告を作る専用のソフト）で作られたチラシです。
一枚目のExcelで作成したチラシでも、ただ単に箇条書きで記載するのではなく、テキスト内容に合わせた写真を使用し、第三者が読みやすいように項目ごとに分けています。
当たり前で簡単なように感じますが、しっかりと客観的な視点を持って作成するというデザイン思考が随所にちりばめられています。
また、さらにイラストレーターのソフトを扱えると二枚目のようなチラシが作成できちゃいます！
その為にも必要なのが、デザインソフトの加工する技術ではなく、もっと大事なことは、
資料を作成する際にポイントを押さえながら作成する事。そのポイントについては次回ご説明させて頂きますね！
そのポイントはこちらから▶︎▶︎▶︎事務作業。書類作成する際のPOINT
考えを共有できる
また、二枚目のようなチラシは外注（プロのデザイン会社）に依頼する場合もあると思いますが、一枚目のようなExcelで作成した物を原稿として依頼するとスムーズにかつ、よりイメージした物ができあがってくるつまり、しっかりと考えや思いを共有できるという利点もあります。
資料作成の基本
また、事務職では営業から依頼され見積書や資料の作成など行う事があると思います。
専用のソフトを使用する事が多いと思いますが、作成する上での基本はどれも同じだと考えます。
●誰に何を伝えるものなのか
●どうすれば見やすく、わかりやすく伝わるか
例えば、拭くものをいくつか見繕って見積をくださいといわれた場合
あなたはどのように見積書を作成しますか？
ex.)よくない例
お見積書
タオル 500円
ティッシュ 100円
はんかち 100円
トイレット
ペーパー 300円
ウエット
ティッシュ 200円
ex.)見やすい例
お見積書
【再利用可能】
・はんかち 100円
・タオル 500円
計2種類
【使い切りタイプ】
・ティッシュ 100円
・ウエットティッシュ 200円
・トイレットペーパー 300円
計3種類
どうですか？このようによくない例は極端ですが、金額はわかるものの、
比較しづらく、見えづらくないでしょうか？また不自然な改行も読みにくい原因となります。
今回はまず拭くものといのは大きくわけて2つのグループにわけられ、そのなかでも数種類の製品があり、価格がわけられているという事を伝えたいと考えました。
同じグループでまとめ、グループの特徴を見出しとして表記し、金額を整列させることによって見やすいレイアウトにする事も意識しました。
また、金額も安いものから高いもへと並べて比較しやすくしています。
エンドユーザーを意識する
何を作るか + 何のためにそれを作成するのかが今回のポイントでした！
資料ひとつ作るためにも、その文章をみる相手の事を常に意識して作成してみてはいかがでしょうか？