こんにちは!デザインワークス吉田です!
今日はいつものデザイン制作についての話ではなく少し趣向を変えて、職業を選択する際の私なりのおすすめとポイントについてです!
好きや得意に触れる職業を選ぶ
セミナーやイベントでよく聞かれるフレーズがあります。
「どうしてデザイナーを選ばれたんですか?」などよくご質問されます。その中でも「どうしてフリーランスになったのですか?」というご質問がとても多く、皆様の関心の高さが伺えます。
今は働く環境は様々です。そして一昔前に比べれば起業のハードルも下がり、また、私のようなフリーランスという働き方をする人も増え「職業の選択」はとても多岐にわたっています。
しかし、どのような職業や働き方でも言えることは
-好きや得意に触れる職業を選ぶ- という事がポイントだと思います。
どんな職種についていたとしても、日頃の仕事の中で「ひとつだけ」でいいんです。
自分の得意な事、好きな事に繋がっている業務が「ひとつだけ」あれば、自分の成長にプラスになる働き方へと変化していきます。
好きや得意に触れるとは?
私が会社員時代の事になります。
デザイナーという肩書きで入社しましたが、お客様の為に良い物を提案・制作するだけではなく、「営業」としても働く事を求められました。
元々、制作畑の人間でしたので営業は初体験で、右も左も分かりません。当然、営業として働く為、制作時間は削られていきます。9時に出社し、制作に入れるのが19時以降という日も多くありました。
ですが、私の事を信頼してくれるお客様や「吉田さんに制作していただきたい」という嬉しいお声もいただくこともあり、頑張る事ができました。
それは「デザインすること」「人の為になること」「自分を頼ってくれること」が、自身の好き・得意な事に繋がっていたからです。
今となっては、その営業経験がフリーランスに最大限生かされています。
フリーランスは、自分がブランドです。会社員時代の経験こそが自分の価値・強みになっています。
よく好きこそものの上手なれという言葉もありますが、好き!やりたい!を仕事にするのは色々と難しい事もあります。
単純に狭き門の場合や好きが好きじゃなくなるという現象になってしまうからです。
狭き門というのはプロ○○選手、宇宙飛行士、総理大臣、などなりたい!と思っても職につける人数が決まっていたりと、中々誰もが努力すれば必ずなれる・・・というわけにはいかない職業です。
そこで諦めるのではなく、今の環境のひとつが未来の自分に繋がっているという事を忘れてはいけません。だからこそ、自分の気持ちに正直に何でも楽しむ事がポイントです。
好きが好きじゃなくなる現象とは?
例えば趣味でポーチやカバンを作っているとします。
趣味なので自分や家族が使用、または人に提供する場合もあるかもしれませんが、それもプレゼントなどで無償で提供する場合だと思います。
その場合は自分の思うままに作成し、耐久性や使用感は自分のみの基準でOKで、またちょっと縫い目が雑でも自分的にOKなら問題なく使用します。
しかし仕事として・プロとしてお金を頂く以上、仕上がりや内容に責任を持ち自分の好きには作れなくなってきます。そして、自分的感覚からお客様感覚へとシフトしなくてはいけません。そこに壁や溝ができ、だんだん好きだった行為自体が辛く感じるようになります。
もちろん、それさえも自分へのレベルアップととらえ、飛躍できる方もいますし、やっぱり辛くてもやりたいんだ!と思える方もいるとは思います。
しかし、そこで好きが嫌いになってしまってはもったいないと私は考えます。
なので、後者の方は好き・得意に触れた仕事をする!事を私はオススメします!
自分の好き・得意にプラスする考え方
例えば裁縫が好き・得意ならアパレルや雑貨関連のお店で服や小物に触れる仕事に就く。
私のようにデザインは好きだけど、事務や営業といった畑違いの職種から新卒ではなく転職でデザイナーになりたい!と志した場合、デザイナーは特に経験年数が必要になる職種なので、経験年数がないためにデザイナー枠に応募すらできないという現実があります。
そういった場合、デザイナーとして就職ではなく、企業に就職し、社内関連の制作物を率先して作成するとよいと思います!
今やSNSやHPはどの企業にもありますし、なければ配信を提案しその業務に就くという手もあります。時間はかかりますが、最初はSNSでアップする画像の作成をして段々、デザイン業務の比率を増やし、バナーやPOPといった違うジャンルに取り組んでいく事をオススメします!
それに技術は財産です。最近はマルチにこなす人材の需要も多いように感じます。また、事務職も女性には変わらず人気職種となっています。という事は応募者が多いという事です。
その多い応募者の中から一歩先に出るためにも、自分の得意に何かをプラスする考え方がポイントになってくると思います。例えば元々事務職の方であれば「事務+デザイン」というのも一つの武器になるのではないでしょうか?詳しくは「事務職にデザイン知識って必要?」をお読みください。
やりたいと思った時がスタート
最後にいくつになっても学ぶ事に遅すぎるという事はありません。実際30歳を超え子育てをしながらネイルの学校に通い、今はまだネイルに関わる仕事を模索していますが、挑戦し続けている知人います。
ただ、働く職業に困ったとき、また 働く事事態が辛くなっているという時は参考にしてくださいね。
最後に今年一年、私のブログを読んでいただき誠にありがとうございました。
2020年もデザインを通じて皆様のお役に立てる情報をお伝えできるよう更新を楽しみます!
新年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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