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  • 執筆者の写真吉田拓也

中途採用でデザイナーになる為に、知っておきたいこと



こんにちは!新潟県長岡市でフリーランスとして活動中のデザインワークス吉田です!


今回は、中途採用でデザイナーを目指されている方に、これだけは知っておいて欲しい「面接時のポイント」についてお話しさせていただきます。


中途採用でデザイナーになるということ

セミナーやイベントで「未経験から中途採用でもデザイナーになれますか?」と、よくご質問されます。答えは「なれます!」です。


絶対になれるというわけではなく、自分自身の努力や考え方によって目標である「デザイナー」になれるという事です。


中途採用での壁

ここでのポイントは新卒者ではないと言う事です。


新卒の場合、当然業界・社会人未経験になります。その為、学校で身につけてきたスキル、将来のビジョン、コミュニケーション能力、将来性、人柄等が面接時にアピールできるかがポイントになってきます。


実践レベルでの操作スキルや過去の実績は、そこまで求められていません。そのあたりのスキルについては、就職後に自然と身に付くスキルです。変な話ですが、嫌でも毎日制作業務を行っていれば一定の基準までは誰でも到達できるからです。


それよりも豊かな感性(面白いアイデア)を持っているな・将来のビジョンに投資したいなと思わせてくれる方を求めている場合が多いと思います。


中途採用の場合、社会人経験者と言う目で見られますし、ある程度の操作スキルや実務経験を求められます。


一番の違いは「即戦力を求められる」点です。求人が出ていると言うことは、当然直ぐにでもその業務を任せたい気持ちが出ている証拠です。さらに電話応対や人の目を見て話す等のコミュニケーション能力を最重要視されます。


このように新卒と中途では求められているスキルに大きな違いがあります。


業界によって求められているスキルが異なる


先に述べた内容を見ると、中途採用でのデザイナー職への転職は絶望的だと感じる方もいるかと思います。ですが、同じデザイナーでも業界や会社によって求められるスキルに違いがあります。


その違いを把握し、今の自分と比較することでデザイナーへの可能性がグーンと広がっていきます。そこで参考にしていただきたいのが、私が感じた業界・会社別のスキル表です。あくまで個人の指標になりますので、参考までにご覧ください。


 

正社員の場合

 

見ていただくとお分かりになるように、どの業界・会社でも「操作スキル」「実績・経験」「人柄・性格」「コミュニケーション」の項目が重要視されています。


デザイナーの場合、外部のお客様とのやり取りや、チームとしてプロジェクト(案件)を完成まで担当することが非常に多くあります。その為、コミュニケーションスキルを求められる会社様が多いのが現状だと思います。



 

パートの場合

 

パートの場合の多くは「デザイナーアシスタント」になるかと思います。

メインのデザイナーさんの指示に従い、デザイン制作を行う業務になります。


この業務は、同じ形のデザインを多く作成するカタログや一部修正で完成するもの等、メインのデザイナーさんが行うレベルではない案件を行う内容です。


言葉は悪いですが、「時間がかかる案件」「誰でもこなせる案件」と言う事です。


そうする事によって、メインデザイナーさんの制作時間が確保でき、新規案件獲得に動けるようになるからです。


その為、ここでは「操作スキル」が重要視されます。そして「△」になっておりますが「コミュニケーション」も大切です。指示された内容を理解するには、指示者とのコミュニケーションが大切になるからです。


指示された内容を、指示された時間内に、正確に制作する事が求められてきます。


会社以外で経験を積む方法

実は、会社に就職以外にも実も経験を積む方法が存在します。

それが「クラウドソーシング」です。


こちらの内容は、以前の記事「デザイン初心者必見!クラウドソーシングについて」をご覧ください。



未経験でもデザイナーになったお話

色々と書きましたが、こんな経験談もあります。


その方は、20代後半の女性でした。クリエイティブな事がしたいと昔から考えていたそうです。そこで、前職を退職した際にハーローワークにて一枚の広告を目にしました。


それが「Webデザイナー職を目指す職業訓練」です。訓練期間内に実際の会社様で職場体験ができるコースで、実戦経験を体験できる内容でした。


その方は、自宅から近いWeb制作会社の面接を受けました。当然、多くの方が面接にやってきています。面接も3回あったそうです。


2回目は、制作スキルを把握するための「制作課題」がありました。

余談ですが、その際に私にも相談をくれました(笑)


3回目が最終面接を受けて、合格します。


合格後、面接官に聞いてみたそうです。「どうして私だったのですか?」と。

すると答えてくれました。


「技術的には、〇〇さんよりも優れた人は多くいました。ですが、Web制作はチームで制作を行っていきます。当然、コミュニケーションが大事になります。一緒にチームとなって働いた時をイメージした際に、〇〇さんが一番働きたいと思ったからです。」


と答えてくれたそうです。


未経験者なのに、どうしてこの回答になったか分かりますか??

実は、その方は面接の度に受付の方や面接官、その他社員様にも毎回笑顔で応対していたそうです。


その印象がとても好評価に繋がっていました。

実際、お会いした際も毎回元気で明るい性格の持ち主です。一緒に働いていたら楽しいだろうなと想像できます。お話をお伺いし、この想像できるかがとても大切なんだと感じました。


このお話は一例ですが、こんな先輩もいらっしゃいます。

是非、夢や目標を諦めずに楽しんでチャレンジしてみてください!


私も陰ながら応援しています!!

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